このコロナ禍でなかなか休日に外出というわけにもいきませんので、大好きな映画鑑賞は控えています。

その代わりに家で手軽に見れる動画配信サービスを利用するようになりました。

星の数ほどある映画の中で、私が好きな映画に「最強のふたり」という作品あります。

2011年のフランス映画で日本でも上映され興行収入が16円を超え日本で公開されたフランス語映画の中で歴代1位にもなった作品と2019年にはハリウッドでリメイク版も公開れています。

 

この映画は頸椎損傷のため車いす生活をしている大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を育む、実話に基づいた映画です。

 

 

この映画で登場する黒人の青年がとにかく良い。

相手が大金持ちだろうが、車いす生活を余儀なくされていようがまったくお構いなしで接します。

そこにハンデを負った人間への変な気遣いも、大金持ちだからという卑屈な遠慮もありません。

そのことが気を遣われる事に慣れたもう一人の主人公の心を溶かしていったように思います。

 

 

LGBTの問題も含めて私たちは色々な制約に自分達を縛り付けて生きにくい世の中を作ってしまっているようにも思います。

でも本当に大事な事はどの立場のどんな人間とも対等に接するという事が大事だという事にこの映画は気づかせてくれます。

 

もし機会がありましたら是非ご覧ください。おすすめいたします。