ある日突然必要となる車椅子。
何を基準に選んだらいいのかそのポイントをご参考頂き、
商品説明にあるサイズ・スペック情報に合わせましょう。
車椅子は大き過ぎても、小さい過ぎても、
車椅子の利用者は乗り心地に不快感があるだけではなく、場合により、身体への負担や転倒などの事故に繋がります。
特に自走式車椅子の場合、ハンドリムを回すため、シート幅が必要以上に広いと回しにくく、
逆に幅が狭い場合だと下半身が側板(サイドボイド)に圧迫される感じになります、
お尻の横で(両側)手のひらが入る約2cmくらいの空間が必要です。
お尻の後ろから膝の裏までの長さに合せ、その全長から5~7cmを短くした数字がベストです。
車椅子ご利用者の太ももが軽くシートに触れている位置で床から5cm以上が理想的です
座る面から90°に曲げた肘の高さを目安に2~3cmの高めが理想的です。
上がりすぎず下がりすぎない高さを選びましょう。※クッション等を敷く時はその厚みを考慮してください。
自走できる方は肩甲骨の下端部に触れるくらいの高さがベストです。
介助者の肘が軽く曲がり、力が入れやすいのがポイントです。一般的に介助者のヘソの高さが目安です。(画像の車椅子は介助式)
ハンドル押し手-介護用の操作グリップ、立った姿勢で手首ぐらいが適切な位置です。
サイドガード(側板)-衣類(スカート)などがタイヤに巻き込まれないようにするものです。
レックサポート-足が後ろに落ちるのを防止するためのものです。
ハンドリム-手を握って駆動輪を操る部分。
※ハンドリムが付いているかどうかによって、利用者が自分で車椅子を動かせるかどうかは変わります。
タイヤのサイズが大きくても、ハンドリムがないと車椅子の利用者では漕ぐことができませんので、
ご購入前に必ずご確認ください。
ティッピングレバー-走行中の段差などを越える場合に足を踏んでキャスターを上げます。
フットプレートサポート-足乗せ台のことです、特に開閉式・取り外しタイプ。