KC-1 独立行政法人国民生活センターによる走行耐久試験について
独立行政法人国民生活センターによる走行耐久試験
手動車椅子の使用時に起きた破損に関するテスト依頼が消費生活センターから寄せられています。車椅子での事故による報告を受け、「独立行政法人国民センター」による比較的安価な手動車椅子の強度を調査し、消費者へ情報提供されました。
その試験には自走用手動車椅子 6 銘柄をテスト対象としまし、テスト機種として「KC-1」が採用されました。
試験内容は手動車椅子の耐久性を調べるため、JIS T 9201:2016「手動車椅子」 10.4.2.1 に準拠した標準形の走行耐久性試験(※)が実施されました。
テストでは、規定のダミー質量 100 ㎏を載せた手動車椅子を、各々の車輪がドラム 1 回転中に段差を 1 回乗り越えるように位置決めした試験装置で、周速度が 1.0±0.1m/s になるように設定した基準ドラムを 200,000 回まで回転させて耐久性を確認しました。
※SG の走行耐久性試験も JIS T 9201 走行耐久性試験に準拠しています。
テストの結果、200,000 回、回転させても各部に破損などの異常はみられず、JIS で定めた走行耐久性がありました。
同様の価格帯の商品であっても耐久性に差があるため、安全性能の高い車椅子をお選びください。