東京国際福祉機器展(以下、H.C.R. 2021)が東京ビッグサイト青海会場にて開催となり、私も視察に伺いました。
H.C.R.は国内外の車いすをはじめとした福祉機器の展示、情報提供、など福祉にまつわるさまざまなものが一堂に会する総合的な場となっております。
2020年はコロナウイルス感染拡大の影響などを受けて延期となっており、また今年も規模を縮小しての開催とはなりましたが来場者数は思いのほか多かった印象です。
開催面積は半分程度となりましたが、今年から「国際福祉機器展 Web2021」と題した特設Webサイトにて、出展社検索や製品検索の活用、福祉・保健をテーマとした多彩な Webセミナーの閲覧などが可能になりました。
当店、車いすファクトリーでも商品を掲載しております、
・ミキ
などの国内主要車椅子メーカーさんが出店と車椅子の展示をしており活況を呈しておりました。
松永製作所さんのブースです。
ネクストコアをさらにグレードアップしたグレイスコアという車いす製品を展示されておりました。使う方に便利な機能はもちろんレンタルする際にも繰り返し使用に強い、あるいは簡単にサイズ調整が出来る機能など従来のネクストコアを文字通り進化させたモデルでした。Youtubeにも動画をアップされていますので是非。
カワムラサイクルさんのブースです。
同社の車いすは汎用性の高い車いすをもっと使いやすくというコンセプトでさらに機能を充実させたタイプを展示されておりました。中でも、手元ブレーキが伸縮できる機能で力の弱い方でも簡単にブレーキを使えるようにした事はこれまでどのメーカーさんの製品にもなかった画期的な機能です。
日進医療器さんのブースです。
六輪車いすで木製で出来たフレームの車いすを出展されておりました。木製フレームという見た目だけではなく、六輪だからこその操作性、座り心地などにもこだわった車いすになっておりました。
ミキさんのブースです。
ブラウンに統一された車いすを一堂に展示しておられて他の車いすブースとは違う空間を演出されておりました。同社は今回特にシートに力を入れられており、シートに装着されたバルブを調整する事により空気圧を変化させて一人一人によりフィットした車いすになるように工夫されておりました。
さすが車椅子の国内主要メーカーさん、それぞれ同じ色ではなく独自のアプローチで展示会に色々な製品を出展されておりました。車いすファクトリーでも今回出展されておりました新しい製品なども積極的に掲載をさせて頂きながら、よりお客様に最適な車いすをご提案できるように努めてまいります。