日本を代表する作物といえばお米でありますが、もともとは熱帯の植物で
ある事は広く知られています。

これを、四季がある日本に持ち込み育てる上で、熱帯に近い環境を整備する為に、我々の先祖は田んぼを作り生育期には水が常に供給されるように用水路を作りました。


しかしここ最近の日本は、熱帯の国になったような印象さえ受ける時が
あります。突然の猛烈な雨、異常なほどの気温上昇、寒くない冬、頻発する地震。

自然環境の面では子供や高齢者にとって優しい国から少しずつ変化しているようにも思えてきます。

そのような場合も想定して対応できるように各高齢者福祉施設ではBCP策定が義務付けられることになりました。

BCPとは事業継続計画の英語表記の略で、感染症や災害が起こっても継続して事業運営が出来る体制をどのように行っていくのかをあらかじめ計画しておく事を意味しています。

防災計画と混同してしまう方もいるようですが、防災は人命や建物を守る為のものである事に対し、BCPはそれらに加えて介護福祉施設の事業継続を含んでいます。

つまりは新型コロナウイルスの感染が拡大した時にどのように施設を運営するのか、停電になった際にはどのように対処するのか、などの計画が求められているのです。

2024年に義務化される為、全国の各高齢者施設では急ぎ準備を進めています。

マキテック社が製品化した新型コロナウイルス不活化に有効なエビデンスを得た抗菌LEDなどは各施設での感染拡大への対策として役立てて頂けると考えています。


福祉用具においてもそのようなBCP対策の一環としても役に立てるような製品を開発して行く事は今後の大事なテーマとなると考えています。

 

BCP=事業継続計画